2014年を振り返って

しばらく更新していなかったので昨年夏以降のコンサートを振り返ってまとめてみました。


9月23日 「名曲とオペラの愉しみ」  軽井沢大賀ホール

大賀ホールでテノール饗場知昭氏プロデュースのコンサートに出演させていただきました。後半は初めてのプッチーニ、しかもトスカ。ハイライトではありますが、やりがいのある舞台でした。饗場氏は京都教育大学の名誉教授で、たくさんの優秀な教え子を世に送り出していらっしゃるそうです。
来年8月末には京都でラ・ボエームを弾かせて頂く予定です。





11月24日「弦とピアノのハーモニー」信州国際音楽村

信州に来て15年の記念コンサートとして企画しましたが、ヴァイオリン北原よし子さんとヴィオラの上原恭子さんとは何年ぶりでしょうか… 5月にメセナオーケストラとの共演がきっかけで今回はチェロの宮澤等さんに参加していただき、楽しいひと時でした。ミカド珈琲さんには淹れたてのコーヒーを提供していただき、コンサートに香りを添えて頂きました。珈琲付のコンサートも久しぶりですが、リラックスした雰囲気の中で皆さんに弦とピアノのハーモニーを楽しんで頂けました。




充実した一年が終わりました。
 2011年に制作したショパンCDは「stereo sound」という音響専門の雑誌で「知られざる必聴盤20選」に選ばれて絶賛されたことも嬉しい出来事でした。技術者への評価とはいえ、やはり演奏者の喜びでもあります。5月のメセナオケとのグリーグのコンチェルトも思い出に残る演奏となり、CDに加工して頂きました。

2015年もコンチェルトやオペラなど盛りだくさんになりそうです。
ドキュメンタリー映画「ものがたりをめぐる物語」で使うシューベルト即興曲シューマンの「詩人は語る」などのピアノ曲は3月に収録します。封切は秋以降だそうですが、由井監督の思い入れもひとしお、深く味わいのある映画の完成が楽しみです。

応援くださる皆様に心よりの感謝をこめて、これからもひとつひとつの演奏に情熱を傾けて参りたいと思います。
一年間応援をありがとうございました!

                                    大森晶子







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