安曇野でのコンサートを終えて

30年ぶりのベーゼンドルファーでのコンサートは感慨無量でした。

あづみ野ホールは100席の小ホールですが、音響も雰囲気も一流のホール。　今回は初めての場所なので、どなたにでも楽しんで頂けるようにプログラムの並べ方を工夫しお話も入れながら進めました。
いつもコンサート全体がひとつの物語になるようなステージを目標にしていますが、今回は今後の演奏スタイルの方向性を見つけたような意義あるコンサートになりました。

大きなホールでのコンサートも楽しいですが、人のぬくもりが伝わる小ホールでのコンサートは私の演奏スタイルに合っていると強く感じました。
長いブランクを経て、今から10年前に軽井沢の小さな喫茶店のアップライトピアノで恐る恐る始めた演奏…
10年経った今、あらためて初心に還ってもう一度音楽の道を歩んで行こうと思ったのでした。

長谷川館長さん！熱があるのに浜松から駆けつけて下さった福田さん！調律してくださったご主人！遠くからお越しいただいた皆様！連休中にも関わらず見ず知らずのピアニストのコンサートに足を運んでくださった地元の皆様！お手伝い下さった皆様！
ありがとうございました！！

さて！11月のオペラ「愛の妙薬」まで2か月になりました！
高橋薫子さんは素晴らしいソプラノで、市民合唱団もとても楽しみにしています。たくさんのお客様をお迎えできますように！！

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